« 複雑な心境 | Main | まいどおなじみ »

Dec 08, 2006

Dixie Chicks: Accidents & Accusations Tour

12/5/06 Dixie Chicks: Accidents & Accusations Tour
American Airlines Center, Dallas, TX

3年前の「事件」以来、散々な目にあってきたDixie Chicks。5月に発売されたアルバム"Taking the Long Way"は初登場1位と、悪くない売れ行きだったものの、依然としてラジオ局では放送しないし、今回のツアーもスポンサーがつかず、カナダでは好調だったそうだが、アメリカ、特に南部ではチケットが売れずに中止になったコンサートも多いとか。

ダラスでも、チケットは売れず(おかげでいつもよりいい席が取れましたが)、最初の予定では9月29日だったのが、12月5日に延期になった。直前になっても、チケットは残っているようだったし、しかもディスカウント・チケットまで出る始末。大丈夫なのか?

そんな感じで12月5日、ツアー最終日の故郷ダラスでのコンサート、どうなることやら。

120506_1
とりあえずTシャツは押さえておかなければ。しかしなんだかTシャツの種類も少ないような・・・。

120506_2
思ったよりも客席がちゃんと埋まっているので一安心。前座のPete Yornが終わり、"Shut Up & Sing"(「事件」後のDixie Chicksを追ったドキュメンタリー)の予告編がスクリーンに映されると、ものすごい歓声が起こった。客席には、自作の垂れ幕を持ってきている人も結構いて、"KEEP SINGING, DON'T SHUT UP"とか、"WE'RE ASHAMED, TOO"などと書かれたものを掲げると、そのたびに声援が起こるのだ。

ふと気づいたのは、会場の殺風景さ。いつもは2階席と3階席の間の部分は広告がぐるりと映し出されているのに、今日は真っ暗。ステージもシンプルで、小さめのスクリーンが上にあるだけ。これもスポンサーがつかなかったせいなのか?

セッティングが終わると、なんと"Hail to the Chief"(大統領が登場するときに流れる曲)でメンバーが登場。1曲目は"Lubbock or Leave It"、次に"Truth No. 2"、そして"Goodbye Earl"で盛り上がる。"The Long Way Around"、"Landslide"、"Everybody Knows"と、会場は大合唱。ナタリーの歌が聴こえないくらい。音的には、低音が強すぎるようで、バランスが悪い。

MCはかなり少なめ。面白かったのは、ブリトニー&ケヴィンの話題で笑った後に、いきなり"White Trash Wedding"が始まったとき。大爆笑。その後もブルーグラスで、インストの"Lil' Jack Slade"だったのだが、やはり音が良くない。バックバンドの音が大きすぎる。エミリーのバンジョー、ソロ部分はなんとか聴こえるものの音は悪いし、バッキングはほとんど聴こえない。マーティーのフィドルの音はまだましだったが、もうちょっとブルーグラスの曲のときはPAをなんとかできないものか。  

120506_3
MCでは、「事件」についてほとんど触れなかったが、"Not Ready To Make Nice"でナタリーの感情のこもった歌に会場は熱くなった。

"Taking the Long Way"と前作"Home"からの曲を中心に進み、最後は"Wide Open Spaces"、"Sin Wagon"で大盛り上がり。アンコールは、Chicks3人だけの"Travelin' Soldier"で静かに始まり、3曲で終了。

歌は良かったし、MC少なめ、舞台もシンプルで休憩や衣装替えもなく、どんどん曲をやるという構成はいいと思う。しかしいくら"Taking the Long Way"がPop/Rock要素が強いアルバムだとはいえ、もうちょっと姉妹の楽器を前面に出した音作りができないものかと思った。

それにつけても思い出されるのが、ローリング・ストーンズのときの音の素晴らしさ。この会場に来た後は、結局その話に戻ってしまう我々なのだった。

|

« 複雑な心境 | Main | まいどおなじみ »

Comments

コンサート評、すっごい楽しみにしてました。新聞はざっとしか読まなかったけど、歌メインのシンプルな作りって、やっぱり書いてありましたよ。そうかー、スポンサーもちょっと少なかったのか。可哀相に。

半額チケットのお知らせが来て、行ってみたーいと思ったのですが、さすがに、ムリでしたわ。ああ、あんなにAACには通ったのになぁー。次に行けるのはいつかしら?

Posted by: ハヤシくん | Dec 08, 2006 at 11:17 PM

ハヤシくん、
コンサート自体は、良かったと思うのですが、観客(女性が多かった)がなんか妙にエキサイティングで、ちょっと居心地悪かったです。私の隣の人もずーっと立って踊ってるし、しかもかなり飲んでた・・・。
チケット、$20とかに下がってましたよね?あれでだいぶ空席が埋まったのかな。
うちが次にAACに行くのは、2月末のエリック・クラプトンです。もうその頃になったら、ハヤシくんも赤ちゃん連れでお出かけできるようになってるかな?

Posted by: kmy | Dec 09, 2006 at 03:21 AM

そうだ、クラプトンも来るんだよね!クリスティーナ・アギレラも確か2月・・・。しかし、赤ちゃん連れでコンサートは夢のまた夢、かなぁーーー。野外だったらいいかも?でもいくらなんでも2月のダラスはまだ肌寒いかな。

クラプトンのレポートも、今から楽しみっす!

これまた新聞ネタなんですが、やっぱりまだまだラジオでかけてもらえないんですね、彼女たちの音楽。一般のポップスの歌手だったらそんなことはなかったかも、とありましたが、アメリカ人ってっ案外しつこかったんだ!?

Posted by: ハヤシくん | Dec 11, 2006 at 07:45 AM

ハヤシくん、まだ大丈夫なの?今週はドキドキしながら誕生のお知らせを待ってますよ!

クラプトン、けっこう楽しみです。CD買って予習しようとまで思ってるし。

Chicksは、やっぱりまだラジオではかけてもらえないんだー。カントリーだからってのが大きいんでしょうね。そうだ、昨日、映画American Dreamzを見たのです。大統領をかなりおちょくってて、面白いんだか、なんだかよくわからない映画でした。Idolもシーズン6まであと1ヶ月だけど、ハヤシくんは忙しいだろうから、ゆっくり見られないかな。私は今シーズンもブログやるか考え中です。

Posted by: kmy | Dec 12, 2006 at 12:48 AM

クリスティナ・アギレラ行きまーす!
先月チケットとったんですが、こんなん前にチケットとったの始めてで、忘れそうで怖いっす。(^^;)
Chicksは論争になってるものの、曲は賞とかにノミネートされてるってラジオで言ってたけれど、曲がラジオでかけられないとか、扱いがいろいろでおもしろいですね。こういうお国柄もあったのか、とこっちに来てはじめて知りました。
kmyさん、ブログやめちゃうの??(T T)

Posted by: ラッキー | Dec 13, 2006 at 11:42 AM

ラッキーさん、
アギちゃん行くんだー、いい席取れました?うちは師匠がCD買ってたけど、コンサートはいいと言うので今回はパスです。チケット、かなり前に買うと、ホント忘れそうになりますよね。
ブログやるか考え中ってのは、先シーズンみたいにアメリカン・アイドルの実況ブログをやるかどうかってことで、普通にブログは続けますよ~。まあ、ネタがなくて滞ってはいますが。

Posted by: kmy | Dec 14, 2006 at 02:20 AM

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/141183/12981700

Listed below are links to weblogs that reference Dixie Chicks: Accidents & Accusations Tour:

« 複雑な心境 | Main | まいどおなじみ »