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Sep 25, 2006

2006年7月の読書

局長が私の腹の上に乗って寝るようになりました。秋ですね。腹筋が痛いです。もう9月も終わりだというのに、7月分を忘れていました。最近すぐ眠くなるので、読書量も減ってきてますが・・・。

高野和明 「K.Nの悲劇」
 怖いんですよ、ものすごく。表紙の絵(ムンク作「罪」)も怖いが内容も怖い。読んでいて足元からゾッとすること数回。しかも夢にまで見て怖くて目が覚めたほど。「13階段」、「グレイヴディッガー」に続いてこれもなかなかすごいが、終盤ちょっとまとめすぎかという気もする。

吉田修一 「日曜日たち」
 東京に暮らす男女5人それぞれの、ある日曜日を描いた連作短篇集。最初、連作だと意識していなかったので、それぞれの話に共通して出てくる小学生の兄弟のことをあまり気にしていなかったのだが、つながりが見えてくるとなるほど、となる。最後の話でちょっといい感じに終わったのがよかった。

畠中恵 「しゃばけ」
 時代物も苦手だし、妖怪とか非現実的な話もあまり読まないのだけど、最後まで読めました。挿絵の妖怪がかわいい。しかしこんな病弱な若だんな、今の時代ならともかく、昔はすぐ死んでただろうに、と思ったら、そういうことだったんですね。いや、でもそういうことなら、なんでそんなに弱いんだ?
 若だんなの幼なじみが菓子屋の跡取り息子なのだが、どうにも菓子職人には向いていなくて失敗ばかりしているのだけど、大福や団子などいろんな和菓子が出てくるので、食べたくなってしょうがない。ここでは冷凍大福くらいしか手に入らないので、つらい・・・。

北川歩実 「もう一人の私」
 短編集。どの作品も、自分と他者(「もう一人の自分」といえる関係にある)との混乱を緻密に描いている。どんでん返しの応酬。

荻原浩 「神様からひと言」

梨木香歩 「春になったら苺を摘みに」
 著者の英国での下宿先の主人、ウェスト夫人とそのまわりの人たちを描いたエッセイ。そんなに大した出来事が起こるわけでもなく、淡々とつづられているのに、なぜか引き込まれて読んでしまう。

桐野夏生 「グロテスク」
 佐野眞一の「東電OL殺人事件」も以前に読んだので、この「グロテスク」がフィクションであるとわかっていても、どうしても比較してしまう。これはフィクションですと言われれば、そうですかと言うしかないわけで、なんだか中途半端な気がする。結局は、わかる範囲の事実を材料に、作者の想像を読者に押し付けているだけのような気がする。

三浦綾子 「毒麦の季」
 なんだかやるせない気分にさせる短編集。人間ってこんなものかもしれないけど、でもどれもあまりに救いのない話ばかり。

江國香織 「東京タワー」
 黒木瞳と岡田准一主演で映画化されたらしいので、なんかもう、はいそうですかってな感じでまったく感情移入できない。昔は江國香織、好きだったんだけど。

乃南アサ 「涙」 上・下
 殺人容疑をかけられたまま姿を消した婚約者を探して各地を訪ねるお嬢さま育ちの主人公が、だんだん成長していき、最後には事件の真相がわかって・・・という話。刑事である婚約者が、どうしてそこまで逃げなければならないのか(理由は最後に明かされるが)、また事件が起こるまでは容姿は良くてもちょっとわがままなお嬢さんの主人公になぜ惚れたのかというところがちょっと?
 でも、上巻の途中から下巻の最後まで一気に読んでしまった。舞台は60年代なので、私は知らない時代だけど、内閣がどうしたとか、冷害で野菜が高値とかその時代を覚えている人にはもっとおもしろく読めるんだろうなー。

山口瞳 「礼儀作法入門」
 堅苦しそうなタイトルだけど、そこは山口瞳なので、なぜそれが礼儀なのかという理由がちゃんと納得できることばかり。1974年から75年にかけて、雑誌「GORO」に連載されていたらしいが、今でもじゅうぶん通用することばかりでためになりました。

林真理子 「聖家族のランチ」
 絵に描いたような家族が、妻の浮気をきっかけに崩壊していくという話。しかし、林真理子だと思って読んでいたら、思いがけない展開でちょっとびっくりした。内容的には「聖家族のディナー」だと思うのだがどうだろう?あ、でもラストシーンは確かにランチだからいいのか・・・。

あさのあつこ 「バッテリー」
 すごく話題になっていたのは知っていたけど、野球ものということでずっと手が出なかった。でも読み始めたらおもしろかった。しかしこの主人公はいくらピッチャーの素質がすごくても、ちょっとひねくれすぎだと思うが。弟の青波がかわいい。

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先月分で、私がつまらなかったと書いた、宮部みゆきの「誰か」ですが、師匠が読んだらとてもおもしろかったそうです。同じ主人公の「名もなき毒」が出たので、機会があれば読んでみたいなと。

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Sep 18, 2006

Mariah Carey: The Adventures of Mimi

またフォーが食べたくなったので、Carrolltonにあるフォーのお店を開拓することにした。ベトナムスーパーの隣にある、PHO PASTEURに入り、先週と同じく、揚げ春巻き、生春巻きとフォーを注文。

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フォーって、ぬるい食べ物だよなぁー、もっとアツアツだったらいいのにー、と食べながら思ったが、モヤシとかバジルをたくさん入れるからぬるくなるということに気づいた。

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ここはフォーのサイズが、LとXLしかないので、Lを頼んだら食べきれなかった。生春巻きを半分にしておけばよかったと後悔しつつ、うちに戻った。

ときどき、テーブルの上に局長の毛が散っていることがあって、これは局長が乗っているに違いないと思っていたのだが、乗っているところを見たことがなかった。我々の留守に局長は何をしているのか不思議に思っていたのだが、ついに現場をおさえてしまった。

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「なんか文句ある?」

局長は「ばれちゃしょうがねえな」と、その後もしばらくテーブルの上にいた。私は目にゴミが入ったので、コンタクトを外して洗ってからまた目に入れたのだが、なんだか目にしみる。もう一回外して、手も洗ってからよくこすり洗いして入れたら今度は激痛が。どうも、フォーを食べるときにいろいろ葉っぱをちぎって入れたときの成分が指に残っていたらしい。しかし辛い葉っぱはなかったはず。モヤシは除外するとして、バジル、シラントロ、あと、ソーグラスとか、ソーリーブスっていうんでしょうか?ノコギリ型の葉っぱ、そしてハラペーニョのうち、一番怪しいのはもちろんハラペーニョだが、私は入れていないし触った覚えもない。そうすると、ノコギリのやつか。前に唐辛子を触った後に目をこすったことがあって、そのときも死にそうになったが、今思えば、痛さの質が違っていたような気がする。唐辛子のときはとにかくヒリヒリして、今回はひどくスースーした。

目の痛みがようやく取れたので、手を石鹸で何度も洗ってからコンタクトをつけた。それでもまだちょっとしみる気がするが、コンサートへ出かける。

前座は、Busta Rhymesで、会場はすごく盛り上がっていた。我々はついていけず外で休憩。今日の客層は、若い女性が多い。子供も結構いる。

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マライアは、ナイスバディを取り戻したのがうれしいんでしょうね。黒のブラにショーツで登場。よく見たら長いケープを羽織っているものの、前から見たらほぼビキニ状態。我々の席は例によって3階の最前列だったのだが、隣は中学生くらいのふたごの女の子だった。この子たちがずーっと立っていて、始終キャーキャーうるさいのだ。しかもそのふたごの動きと、音楽が合っていないし、変なところで拍手をするし、マライアの熱烈なファンだということは伝わってくるのだけど、ちょっとまいった。マライアの歌は、やっぱり上手いんだろうとは思うけど、音がよくなかったような気がする。私は特にマライアのファンではないけど、歌を聴けば、「やっぱりすごいんだー」と感動できるんではないかと期待していたのだが・・・。

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Sep 11, 2006

American Idols Live!

行ってまいりました。アメリカン・アイドルのコンサートへ。

番組が終わって3ヶ月、放送中あんなに楽しんでいたわりにはコンサートの日程を忘れそうになったり、私は誰がお気に入りだったんだっけ?そうそう、エリオット・・・とバッキーの存在を忘れかけたりと、気の抜けた自分だったが、当日が近くなればやっぱり楽しみになってきた。

さて当日、コンサートの前に軽く腹ごしらえをと、Irvingにあるフォーのお店、PHO REPUBLICへ。フォーと、揚げ春巻き、生春巻きを注文。めちゃめちゃ出てくるのが早い。注文してから3分くらいで全部揃ったような。味は普通においしい。でもフォーはちょっとぬるめだった。店内の冷房が強いせいもあるのかもしれない。寒かった。

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ササッと食べて、ノキア・シアターに向かうも、すごい渋滞。工事中で3車線から2車線になっていて、さらに一部は1車線しかなく、進まない。

やっと到着。前回のパティ・ラベルのときとは違い、今回は白人率高し。そしてもちろんお子様、圧倒的に女子が多い。"Marry Me, Ace"とか、"Chris, I Love You"と書いたボードを持った小学生の女の子たち、キミたち見る目がないね!そしてお年寄りも多い。おばあちゃんたちのお目当ては、誰なんだろう?テイラーか?

さて一番手はマンディーサ。1曲目は"I'm Every Woman"だったが、我々は遅れたので聞き逃す。残念。子供たちに向けていろいろしゃべっていたが、要約すれば、「巨体でも夢はかなうから、あきらめないで」ということだったと思う。

マンディーサの2曲目が終わると、エース登場。会場の歓声がものすごい。マンディーサとデュエットで1曲。次は"Father Figure"。歓声もすごいが、失笑する人も多い。本物のエースは、テレビで見るよりさらに気持ち悪かった・・・。Maroon 5の"Harder to Breathe"を歌って引っ込む。

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リサちゃんが、"Signed, Sealed, Delivered"で登場。次はキーボードを弾きながら、エルトン・ジョンの"Your Song"と、"Someone Saved My Life Tonight"を歌う。とてもうまくて、のびのびしている。やっぱりテレビでは実力が出し切れてなかったんだなぁ。それから、練習したのか、歌うときに顔が怖かったのが直っていて非常によろしい。

リサが、「私の親友です」と言って、パリス登場。一緒に"Waterfalls"を歌う。"Midnight Train to Georgia"の後は、ビヨンセの"Crazy in Love"。この曲で会場は盛り上がって、踊る人も多かったが、パリスの歌とダンスはちょっと・・・?音域が狭いうえに、がんばってダンスもしようとしてどっちもダメになっている。はりきってるのは伝わってくるのだが。

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バッキー登場!シャツをよれよれに着こなし、"Superstition"と、"Drift Away"を。しゃべりはやっぱり何言ってるのかさっぱりわからなかったけど、好きだわ~。

ケリーが出てきて映画Greaseの、"You're the One That I Want"をバッキーと一緒に。ケリーはなんだか化粧が濃いぞ。厚塗りで真っ白、チークも濃い目。髪はエクステンションだろうが、やっぱり短いのは不評だったのか。ピッチリした衣装で、年増のカントリー歌手という雰囲気。

ここで休憩。ひとりずつ出てくるんだから、休憩なしでもいいと思うが、やっぱり子供が多いからそういうわけにもいかないのだろうか。私の前の席には小学生の女の子が座っていたが、両隣に父母、母のとなりにおばあちゃん、前の席にお姉ちゃん2人という家族総出だった。

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クリスが"Whole Lotta Love"で登場。会場の女子おおいに盛り上がる。しかし、その目の下に入れた太いアイラインは何?怖いよう。そんなことしなくても、アンタじゅうぶん眼力あるし!ギターを弾きながら、"Wanted Dead or Alive"と、"Renegade"を。

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エリオット登場。クリスとNickelbackの"Savin' Me"を一緒に。エリオットはヒゲも伸びていて、番組終了時のさわやかさがうすれているような。それはいいとして、"Never Too Much"、"Trouble"ときて、"Moody's Mood for Love"。やっぱりうまいし声がいい。

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私の前の席の女の子は、エリオットのときに一番盛り上がっていた。若いのにシブイね。

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エリオットがバッキー、クリス、エースを呼んで4人で"Patience"を。バッキーとクリスはギターを持って参加。

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バッキー、やっぱステキ。

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キャサリンは"Black Horse and the Cherry Tree"で登場。やたらと背中を見せたがっているような。「背中の肉、スッキリしたでしょ?」とでも言いたいのか。

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"Think"の後、きました、"Somewhere Over the Rainbow"。座って歌うのかと思っていたが、立っていた。さすがにうまいが、感動モノとまではいかない。会場は盛り上がる。

"Jailhouse Rock"のイントロが始まり、テイラーがステージ左側、客席の通路から登場。テイラーは、テレビで見るのと同じだー。

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彼の動きは写真に撮りにくい。
"Livin' for the City"など何曲か歌った後、デビュー曲の"Do I Make You Proud"を。しかしやっぱりこの曲は地味というか、なぜこれがテイラーのデビュー曲なのか理解できない。しかしさすがに年季が入っているというか、ステージはなかなかよかった。

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アンコールはテイラーの"Takin' It to the Streets"から始まり、みんな出てきて"We Are the Champions"、"Living in America"で終了。

いやー、なんだかんだいって、やっぱり楽しかった!
私が一番よかったと思うのはリサ。声もちゃんと出ていて、弾き語りでも聞かせる。逆にダメだったのはパリス。他は特に良くも悪くもなく、でもバッキーにはやられたなぁ。彼に夢中だった頃の気持ちを思い出したよ。あの声、あの風貌、人の良さ(というか、田舎くささ?)がにじみ出てます。

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彼は今後どうするのだろう。また地元に戻って車の塗装とかで暮らしていくのだろうか。それはそれでバッキーらしくていいとは思うが。ずっとあのままでいてほしいような気もするし。

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ツアーのTシャツを着たおばちゃん2人組。気合入ってました。

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おみやげのPop Tarts。今年はチョコミント味でした。こういうスナック、いかにもまずそうで、こんなもん食べてるのかアメリカの子供は・・・と思っていたのに、去年のコンサートでもらったイチゴ味のPop Tartsを食べてみたら、けっこう食べられた。自分で買おうとは絶対思わないが、おなかがすいてしょうがないときにそこにあったら食べてもいいかな、という感じ。しかしこういうものを食べずにすむのであれば、それにこしたことはないなと。なんだか変な終わり方になってしまったが、これにて。

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Sep 02, 2006

伸びたり縮んだり

なんだか背が伸びたような気がするのだ。

うちの中で、師匠とすれ違ったときなどに、肩の位置があんまり変わらないような気がする。しかし立ち位置を換えると今度は師匠のほうが大きくなったりする。これは、アレだ、サンタクルーズのミステリースポット(行ったことないけど)みたいに、うちの中の重力が変になってるのかも。実際は床が斜めになってるだけでしょうけど。欠陥住宅。

そんなことを言っていてもしょうがないので、身長を測ってみた。柱に目盛りをつけて測ったら、確かに昔よりも伸びている。2 cmほど。師匠も測ってみたが、こちらは変わっていなかった。

理由として考えられるのは、
1. 寝すぎ。週末は自分でもあきれるほど寝ている。
2. 牛乳。私は牛乳を飲むとおなかの調子が悪くなるので、ほとんど飲まないのだが、最近局長が牛乳を飲まなくなったので、もったいなくて私が飲んでいる。朝飲むとゴロゴロになるので、夕方、これから食事の支度だけど、おなかがすいているときにコップ一杯飲む。

1日立って過ごした後は少し縮むというので、夜にも測ってみたら・・・縮んでいる。2 cmも!!ということは背が伸びたと思ったのは気のせいだったのか。師匠も測ってみたが1 cmしか縮んでいない。「ということはキミはボクの倍縮んでいるってことかい。縮み度200%増!どひゃひゃひゃひゃ!」と大笑いされた・・・。しかも師匠のほうが10 cmほど高いので、身長に対する縮み率にするともっと差が出るのではないだろうか。

そういえば思い当たることが。車で通勤しているのだが、朝は合っているのに、夕方帰るときにバックミラーの位置が高く感じる。1日働いて、疲れて猫背になっているのかなと思っていたのに・・・ホントに縮んでいたんですね、私。

猫背といえば、このお方。

Nekoze
「このわたくしが猫背だとおっしゃるのですか!」

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