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Apr 08, 2006

2006年3月の読書

野沢尚 「破線のマリス」

アン・タイラー 「パッチワーク・プラネット」
 平安寿子がめざしているというアン・タイラー。今まで読んだことがなかったけど、なかなか好きかも。特に盛り上がる展開もないのに、退屈を感じずに読める。

開高健 「小説家のメニュー」
 どれもこれもおいしそうなのだけど、中でも、ブリュッセル郊外の森の中にあるレストランのチョコレートにひかれる。「それまで食べてたチョコレートとこれを比べると、マリリン・モンローとその骸骨ぐらいの違いがある」そうな。極上のカカオを客が来てから炒ってすり潰す・・・だって!

谷村志穂 「海猫」 上・下
 「映画化!」と書かれた写真つきの帯がかかっていたので、最初から主人公=伊東美咲、その夫=佐藤浩市、義弟=仲村トオルというイメージで読まなければならない。できればそういう先入観なしで読みたいと思う。最後まで一気に読んだが、泣けそうで泣けなかった。

浅田次郎 「薔薇盗人」

柴田よしき 「フォー・ディア・ライフ」
 なんなんだ。このハードボイルド調かつカッコよくない文体は。こういう文章って、男の人はどう読むんでしょう?柴田よしきは、いろんな作風があるけど、私が読めるのは「猫と魚、あたしと恋」、「ふたたびの虹」、「ワーキングガール・ウォーズ」などの、短編集もしくは連作短編に限られるような気がしてきた。猫探偵正太郎シリーズもダメ、「炎都」みたいなのは読まず嫌い、今回の花咲慎一郎もダメ。あとは緑子シリーズか・・・どうなんだろう?

三浦綾子 「病めるときも」
 ちょっと昔の小説って、いいなぁ、雰囲気があって。これは短編集で、表題作の「病めるときも」では、主人公明子が強く、精いっぱい生きているのだけど、次から次へと苦難がふりかかる。今までどんなにひどいことが起きても前向きにやってきた明子が、どうしようもなくつらくなって泣きながら祖父に問う。「どうしてわたしはこんな苦しい目にあわなければならないの」その答えは、「大きな苦難にあっているというのは、神様の側からみると、お前はそれを負うことのできる力のある人間だということではないのかな」。
 これが信仰というものなのか・・・。しかし明子は強い。私だったら・・・・・・。

湯本香樹実 「ポプラの秋」

帚木蓬生 「臓器農場」

三浦しをん 「ロマンス小説の七日間」
 海外ロマンス小説の翻訳家である主人公の日常、主に彼氏との関係が、翻訳中の小説と交互に同時進行で語られる。最初は普通に翻訳していたが、現実でのイザコザが影響して、全く違う筋書きを捏造して止まらなくなってしまう・・・という話。おもしろそうな展開なのに、今ひとつ乗れなかった。

青池保子 「エロイカより愛をこめて」 19

松尾由美 「いつもの道、ちがう角」
 この著者の本、初めてでかなり期待してたんですけどね・・・次は「ピピネラ」を読んでみます。

赤坂真理 「ミューズ」
 本を開いたら、字がデカい。この字の大きさで、この薄さ(180ページ)で、467円(税抜き)というのはちと高いのでは?以前に読んだ「ヴァイブレータ」がなかなかよかったので買ったのだけど・・・これは主人公が高校生なんですよ。スカウトされてモデルとか女優の仕事もしています、テレクラのバイトもやったけど、客との会話がうまいからナンバーワンでした、自分の顔の欠点は八重歯だけなので、高校生のうちになおすべく矯正歯科に通い、そこの歯科医を誘惑します、でも小さいときは宗教やってる母親に巫女になるための特訓やらされて・・・なんて話はもう私の守備範囲外でして、ちょっとついていけなかった。ちなみに「ミューズ」というのは女神のほうの意味合いももちろんあるけど、それよりも歯医者の先生の手がいい匂い、なに使ってんの?それは薬用石鹸ミューズ、ということでして、「そのミューズかい!」とコケました。

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